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思考の型を持つ (1) - 規律

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継続して成果を出し続けている人たちは皆、それぞれ独自の規律を有しており、(時として機械的な印象を与える程)忠実に実行し続けている。

 

 

朝5時に起きると決めれば何があってもその時間に起きる、手帳はこう使う、タスクはこの基準/期限で処理する、と言った具合に。これは幸運にも、様々な優秀な方々と仕事をさせて頂く中で得た一つの真理だと思っている。ジャック・D・シュワッガーも、投資の世界で傑出したリターンを出し続けたトレーダー達の共通の特徴として、①自分の個性に合わせたトレーディングの流儀と②積極的なリスク・マネジメント方法、の2つを確立している事を挙げた。

 

思考の型を自ら定義し、宣言し、行動として徹底する。これが規律ある思考の出発点である。一時の感情や欲、衝動に流されて安易に戦略を変えてはならないし、自制心を失ってはならない。

 

また、規律とは観念でなく、身体知である事も忘れてはならない。従ってそれは自分の血肉となるまで徹底して反復、反芻すべきものである。

この点、テキサス大学の卒業式(2014)でのNavy SEALsマクレイヴン海軍大将の祝辞スピーチは示唆に富む。ここで彼は、「世界を変えたければ、毎朝自分のベッドメイクをする事から始めよ」と述べた。 それがどれだけ小さな事であっても、規律の緩みを許さない事が重要だとの謂だろう。

 

前提として、人の心は弱い。精神論は、瞬間風速的にパフォーマンスを上げる事はあっても、中長期で見れば持続性に欠ける。単なる即席の精神論やモチベーションから思想、そして行動として「規律」に結晶化する事が遥かに重要なのである。

 

自分自身で妥協した、と認めてしまう様な仕事を一度たりともしてはいけない。規律を緩めてしまえば、自分の持っている志を元の高さに押し戻す事は、君が今思っている以上に難しく時間がかかる。だから、例えどれだけ小さい仕事であっても決して妥協を許すな」

これは、私が昔頂いた言葉だ。この言葉の重み、その真意を理解したのは最近になってからである。

 

 

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