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術理

以前、「思考の型を持つ」いう一連の記事を書いたが、それはどちらかというと精神論的な内容であった。自戒と備忘というブログの題にもある通り、あくまでも自分の思考・思索の整理の為につらつら書いたものだったが、改めて自分の核として在る部分を言語化していくという作業の過程を経る事で発見もある。それは不器用ながら現実の課題と格闘しつつ捻り出した軌跡であり、或いは多少なりとも荒波に揉まれる中で残った思想(というと大袈裟だが)と言えるかもしれない。

 

一方で精神論はそれ自体はあくまで精神論であって、何か特定の状況に置かれた時に自分が依って立つ思考・思索の出発点に直ちになりうるような具体を伴うものではない。有り体に言えばコツ、勘所の様なもの、それを武道に倣って「術理」とでもいおうか。術理という概念を説明する事は難しいのだが、一貫した思想に沿った作法・技法というのが一般的な説明になるらしい。自分も意識せずして気付けば頻繁に口にするような文言・フレーズがあるが、それらも単なる利口さの演出という訳でなく、それなりの概念的な理屈付けを伴ったものであるし(たぶん)、良かれ悪かれ、意識を越え身体性すら感じさせるほど馴染んだ言葉でもある。

 

またしても良くわからない事を書いているし、前置きが長いのは悪い癖だと我ながら思う。要するに、Tips(というにはやや柔らかいかもしれない)ものを今後、雑多に書きまとめてみようか、というただそれだけの話である。